寒さにも暑さにも弱い私ですが、

最近、我が家の「みやちゃん」が、私の枕元で寝てくれます。

あったか~いです♪



さて、今月末に保育士さんを対象とした講演があるので、

先週、そのお打ち合わせに行って参りました。


園内での色んなエピソード聞かせていただきながら、

講演の内容を掴んでいくのですが、

いつもエピソードは可愛らしくて、微笑ましくて

本当にいつもいつも笑ってばかりなのに、

今回は、思わず涙してしまうお話がありました。


お友達に乱暴ばかりしている4歳児君のお話でした。

4歳になって、これではいけないと考えていた園長先生が

真剣にその子と向き合うと、

乱暴して暴言ばかり吐く小さな4歳児が、

最後に、園長先生に、下を向いて小さな声で、

「ぼく、どうやって謝っていいのか分からない」と言ったのです。


そして、先生と一緒に 「ごめんなさい」 の練習をして、

みんなの前で謝ったそうです。


園長先生の愛を込めた言葉の数々と、

その子が素直になって、少しずつ心を開いていく様子が手に取るように分かり、

思わず涙が出ました。


このようなことは子供だけでなく、保護者の方も同じで、

先生方に、あれこれと文句や言いがかりを言ってきたり、

苦情の長い電話をかけてきたり、、、、少なくないようです。


でも、子供と同じで、先生が逃げて曖昧にせず、

しっかりと向き合うと、最後は、

「先生、忙しかったのに、悪かったね」と、

声を和らげてお礼を言うそうです。


また、若い先生は先生で、伝えたい事が伝えられない、

これを言ってしまったら、

「相手は気分を害するかもしれない」「傷つくかもしれない」

でも、そう言ってる先生の本当の心は、


「私が傷付きたくないの」 という寂しい声で溢れているのですね。


今、周囲の人と人間関係を築くことを恐れている人が多いです。

自分が傷つくことを恐れているのでしょうね。


自分に自信がないので、

相手の言動に振り回されてしまうのではないかという

そんな恐れがあるかも知れませんね。


誰でも、人間関係は煩わしいと思う事もありますよね。

でも、私たちは一人では生きていけない。


一人では寂しい、

寄り添って助け合って、

愛を受けて、愛を与えて生きていきたい生き物です。


だから時には、真剣に向き合って気持ちをぶつけあう

そして、心を開き、愛の言葉で、お互いの気持ちを確かめる。

そうやって、お互いの関係を育んでいくことも大切なのでしょうね。


波風立てたくない

あの人はそんな人

煩わしい事は避けたい

全てをそんな言葉で片づけてしまってはいけないのかも知れません。



そして、園長先生方が口を揃えて、おっしゃたのは、


真剣に向き合った子供たちとは、

お互いに、心を通じ合わせるものがあるとのことです。


言葉ではなくて、チラっと先生を見てくれていたり、合図を送ってきたり、

お互いに気持ちの確認をするそうですよ。



何と愛の溢れる行為でしょうか。 感動します。

目に浮かべると胸がキュンとしました。



そして大切なこと。

人と真剣に向き合う為には、自分にも愛を注ぎましょうね。

偽りの自分では、偽りの関係しか出来ませんからね。


愛を感じた大切な日でした。


皆さんにもキラキラと輝く愛のエネルギーが降り注ぎますように!


☆☆みやちゃん☆☆
この娘は、いつも私のそばで寝ています。
よしよし、、、可愛いですよ。