今までの私なら 「こんな大きなこと」 は出来ないと諦めていたのでしょう。
人に頼ったり、甘えたり、迷惑をかけたりするのがイヤで、それならば止めておこうと、相談もせず、心を開くこともせずにいたのでしょう。

今までの私は、石橋を叩いても渡らないのですから。


昨日の午後に神戸に行ったのは、大企業に勤めている20代半ばの友人に相談しようと思ったからです。

彼女との最初の出会いは、私が昨年に退任した会社の応接室。
彼女はまだ入社2年目で、ひた向きさが伝わりました。

その日に、彼女は 「今日は、何か失礼はなかったでしょうか」 という謙虚なメールを私にくれて、私はメールではなく電話をかけて 「そんなことはないですよ。がんばって」 と伝えたようです。。。と言うのも、私はこの事を覚えておらず、昨日、彼女から、聞きました。

この話を聞いて、彼女も誠実だし、私も誠実だな、と思ったのです。

昨日、年上の私が彼女を頼りました。 彼女はそれに快く応じてくれたのです。

お互いに誠実な二人だから、20歳以上も年齢差があっても、いいお付き合いが出来るのだな、と改めて思いました。

昨日見た、神戸の夕日。
日が沈むのではなく、「また明日昇るからね」 と言う確信と信頼の気持ちで眺めていました。

誠実に一生懸命で良かったと、改めて思うのです。

◇今日ももう一度、神戸の夕日
明日もまた 「日は昇る」