こんにちは!はしもとのり子です。

2月は「逃げる」と言いますが、ホントですね。

来週は、3月! ちょっと焦ります。


さて、レッスンにいらした方から、

先日のブログ「願いはベストタイミングで叶う」を読んで、

なりたい自分の「器」を作るには、どうしたらいいのか。

という質問を受けました。


この事について2つのことを書きますね。


まずは、そうなりたい!と心に決めることがスタートですよね。

すると、必要な器になる為の学びが

自分の周りに起こってくるので、

それを受け入れてレッスンするということが一つ。


そして、もう一つは、私の経験したことから・・・。

もう5年以上も前になるでしょうか。

ある大学で、ゲストとしてお招きを受けて、

将来のキャリアについて質疑応答をしていた時のことです。


その時の女子学生さんの質問が、

あまりにも率直で、一瞬たじろいたのですが、

こんな質問です。

「私はお金持ちの人と結婚したいのですが、

どうしたらいいですか。」と、いうもの。


私は、それに答える為に逆に質問しました。

「あなたは、お金持ちの人と結婚して、

どんなお嫁さんになりたいの?」


すると、彼女は、

「美味しいお料理やデザートを作って、

お部屋をきれいにして、お花を飾って、

お客様のおもてなしをして・・・贅沢もしたいけど、

旦那さんのサポートが出来るお嫁さんになりたい。」

と、いうような可愛らしい答えでした。


この学生さんのように、

夢を叶えた先にいる自分自身がどんな状態なのかを

しっかりとイメージできているのならば、

その状況になる「器」になりやすいでしょう。


私の女子学生さんへの回答は、

「じゃ、これから、あなたはお金持ちのお嫁さんになったつもりで、

お料理やデザートを作ったり、

おもてなしをするためのテーブルセッティングを学んだり

相手を敬う言葉などを勉強して周りの人に喜んでもらったら?

そうすれば、きっと相応しい場所に運ばれていきますよ。」

と、いうような感じで答えました。


それにしても「お嫁さんに」とは、可愛らしい夢だこと!


「結婚」 「お嫁さん」というのは、女性が持つ一つの将来像ですが、

彼女の中にあるお嫁さん像は、

「自分はそういうことをして生きていきたい。」

というのが無意識に表れていますね。


私たちの、「成りたいもの」の中には、

「こんな風に生きていきたい!」という自分の思いが隠されているのです。


料理研究家の栗原はるみさんは、

最初から料理研究家になろうと思っていなかったそうですよ。


主婦として、家族に喜んで食べてもらいたくて、

美味しくできるお料理を考えていたことが、

それが今の仕事になったのです。


栗原さんは、誰が作っても美味しくできるレシピに拘り

何回も何回も試作を繰り返しながらレシピ作りをされています。

「お料理が好き」という人は大勢いるでしょう。

でも、その人達の拘りは、一人一人が違うはずです。


その「拘り」が、その人らしさなのでしょうね。


話は戻って…

質問の彼女がその後、どうなったのかは知る由もありませんが、

もし、その学びの過程で、

将来の新たな道が開かれるかも知れませんし、

夢であるお金持ちの相手とゴールインしているかも知れませんね。


ありがたいことに、

夢に向かって歩き出し、学びを経ていくと、

その過程で、自分のあらゆる可能性と出合っていきます。


でも、「こうあらねばならない」という信念が執着となって

自分の可能性を阻むこともあります。


寄り道するのも楽しいし、寄り道が本命になることも、

それもあり!なのです。


要は、「こう在りたい!」と思い、

自分の拘りを楽しみながら歩いていると

楽しい出来事に遭遇し、気の合う仲間と出会い、

今とは違う世界に誘っていってくれることでしょう。


未来は、見えないから楽しい!と思えた人が

小さな夢をサラリと叶えていき

気がつけば、大きなものを掴んでいるのかも知れません。


日々の生活の中で、

自分の拘りは何でしょうか。

小さな拘りから、信念のようなものまで、

執着せずに、楽しくフットワークを利かせていきましょう!


皆様の拘りが、

自分らしさとなってキラキラと輝いていますように!


☆☆娘からの写真☆☆

「お母さんの好きそうなお店が近所にあるよ」と、

送ってきてくれた写真です。

椅子のリボンはウサギのしっぽをイメージしているらしいです。


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