この頃、お昼休みになると娘からの電話が定期便のように入ります。

大抵はご機嫌伺いで「元気の確認」が出来たらあっさり切るのですが、今日は、珍しく長電話で、今朝テレビを見て涙が出たと言うのです。

10月20日公開の映画「ヘアスプレー」のPRで若手出演者が来日していたようです。
ザック・エフロンさんとニッキー・ブロンスキーさん。

男性のザック・エフロンさんに司会者が「多くの方と踊っていらっしゃいますが、彼女とはどうでしたか?」と聞くと「一番楽しかった」と答えていたそうです。

それを隣で聞いていたニッキー・ブロンスキーさんはニコッと笑って、最後に彼女が踊ったのですが、踊る前の顔付きが一瞬変わったように感じたらしいのです。

娘は、なぜか彼女の踊る姿を見ていると涙が出たと言うのです。
分からないけれど涙が出た。。。なんだか娘の気持ちが分かる気がしました。
きっとニッキー・ブロンスキーさんは一生懸命だったのでしょう。

彼女は1,000人の中からオーディションで選ばれた、18歳の新人女優です。それまではアイスクリーム店でアルバイトをしていたようです。

きっと夢が叶い、その夢のまだずっと先にある何かを目指し、今は無我夢中で何事も一生懸命なのでしょう。

一生懸命は心を動かします。
一生懸命に何かする姿は、人々に勇気を与えてくれます。

彼女の躍る姿に感動した娘もまた、誰かの心を動かす仕事をしたいと思っているのでしょう。

娘は一生懸命になれる何かを求めているのかな☆
映画の公開が楽しみです。