昨日、91歳の現役水泳選手の小林さんの事を書いた後に、更に気持ちが引き締まる事を聞きました。

昨夜、私と同世代の、会社経営をされている雅子さんと、ひょんな事がご縁でお食事をご一緒する事になりました。

雅子さんは「うどんすき」の美味しい、美々卯本店を予約して下さり、久しぶりに趣のある本店で食事をしました。

色んなお話しが弾む中で、今年に入ってから新しい事を始め、それが毎日続いているというお話をされました。

それは、朝の散歩と家計簿。

朝は5時に起床して、大阪城の周辺を散歩。
家計簿は自分の財務管理を手持ちの現金出納まできっちり、財布の中の1円までしっかりと合わすとの事です。

もぉ~参りましたぁ!
この2つは私は大の苦手!

ましてや、雅子さんは日々忙しくされている中で実行されているのだから、自分の意思の弱さに呆れました。

以前、テレビで観た人間国宝の講談師「一龍斎貞水」さんのお話しを思い出しました。

お弟子さん達の修行に掃除やら窓ガラスをきれいに拭く事などを日々の仕事にしている理由をお話しなさっていました。

「日々の何でもない仕事を心を込めてする事が大切です。 毎日心を込めてする。 それが心の鍛錬になる。 講談師は人前で話す仕事なのだから、心を磨いていなければお客様に失礼なのです。」

私も人前で話す仕事なので、心に留まっていました。

今日は疲れた。今日は○○だから、と何と言い訳の連続か・・・

一事が万事。
日々の生活をおろそかにすると、それなりの人生なんだ。

自分を律し、信念を持つ事で鍛錬されて、心が磨かれるのだろう。
無理は禁物。。だけど。。怠けるのと無理をするのとは違う。

「怠けと無理の区別」をつけて、心を磨こうと思いました。

☆「美々卯」淀屋橋本店
風情がありました。