東京からエネルギー補給して帰阪しました。
また、新たな気持ちで頑張ります。

帰りの車中で、友人からメールが入りました。

「宅地建物取引主任者」の国家試験に合格したとの内容。
嬉しくて、すぐにお祝いのメールを返しました。

彼女とは松下の同期入社。だから同世代です。

2年チャレンジした結果です。本当に嬉しかったのでしょう。メールの端々にそれが表れていました。
もちろん私も嬉しくて私への励ましにもなったのですが、私は彼女が私にすぐに連絡をくれた事にものすごく感動しました。
試験当日に配布される解答速報の後にメールをくれているのです。

朗報を誰かに知らせたい、誰かに祝ってもらいたいと思う時に、その中の一人に彼女が私を選んでくれたのです。

彼女とはいつも笑っていた記憶が鮮明です。
箸が転げても可笑しい年頃だったのでしょうか。
「ノンちゃん」「ゆぅ」と呼び合っていました。
結婚しても姓が変わってもお互いの呼び名は変わらず、今日に至っています。

仕事の帰りに梅田でラーメンを食べた後、2人ともが別れがたく私のバス停まで付いてきてバスが来るまでお話しをしたことも一度や二度ではありません。

そんな彼女は私より早く辞めてインテリアコーディネーターになり、数年後に独立しました。
今は2つの会社を切り盛りしています。

彼女のどこにそんなパワーがあったのだろう。。とよく思います。
一緒にお仕事おさぼりして叱られたじゃない。。。

「ゆぅはすごいよ」と言うといつも彼女は「ノンちゃんの方がすごいよ」とか言ってくれるのです。
「ノンちゃん、なんで松下を辞めたん? もったいない」「生まれた子供の顔を見たら会社に行けなくなってしまってん・・・」
「ゆぅはなんで仕事を続けられるん?」「何でやろなぁ、やったらやっただけ自分に返ってくるからかなぁ・・・」

でも、そんな私も起業してから、彼女を理解する事が出来るようになりました。

私は出産して会社を辞め、その後また復帰したけど、今度は体を壊して休んでいた。
でも彼女は走り続けている。
どんな時も走り続けた。私にも言えない事。悔しくて泣いた事もあったに違いない。この年齢で国家試験にチャレンジして。。。

彼女は一人で走り続けている。

そんなすごいすごい彼女に、また誉めてもらえるように頑張ろう!


☆私が退職した時に後輩達から頂いた色紙
会社の旅行でのスナップ(左がゆぅです)
年齢のわりに二人は幼かったなぁ