週末の夜、仕事帰りに、

久しぶりに映画館で映画を鑑賞しました。

「バーレスク」(ショーが行われるナイトクラブのような所)

とにかくスカッ!としました。


歌が最高!

映画館でなければ、拍手をしているのはもちろんのこと、

私の中では、スタンディングオベーションものでした。


田舎から出てきた娘が夢を実現させていく

お決まりのストーリーでしたが、

どうしてこんなに魅力的だったのか。


それは、

ここに登場するみんなが、

それぞれに夢を持ち、

素直にそれに向かっている心地良さだと思うな。


主人公のアリ(歌手のクリスティーナ・アギレラ)が、

ロスに出て来て、ふらりと入ったバーレスクに魅せられ、

この舞台で歌って!踊りたい!と強く願うのです。


このバーレスクで歌っていたのが、

テス(歌手・女優のシェール)。


アギレラも歌唱力抜群の歌手ですが、

このテス役のシェールの歌唱力に圧倒されました。


アリとテスの出会いの時に歌っていたのが

"Welcome To Burlesque"

この歌を聴いたとき、

「あ~、映画っていいな、来て良かった!」と、

胸が高鳴りました。


シェールは、グラミー賞とアカデミー賞の二つを取っています。

もう一曲の"You Haven't Seen The Last Of Me"も、

泣けるほど良かったですよ。

2冠受賞も、なるほどと頷ける、心揺さぶられる歌唱力でした。


アリの夢は実現されるのですが、

このアリは、

夢を実現させる前から、

舞台で歌って踊る自分をイメージさせていました。


自分がステージでスポットライトを浴びている姿をちゃんと

イメージしているのです。


夢を実現させるには、それが大切。


思い描き、その時のわくわく感を味わうことで、

アリは、急なチャンス到来に躊躇することなく、

自分の夢を叶える為の行動に繋げていけたのです。


疑うこともなく、

いつかは訪れるであろう、その時の姿を思い描く、


そんな純粋な彼女の夢は、

そう、すでに彼女の中では、

夢が叶っていたということなのですね。


私もそれは分かっているけど、

なかなかリアルには思い描けないものです。


でも、やっぱりそうなんだと思いながら

帰ってきました。


今年に入ってから、

ゆとりのない日々が続いていますが、

思い切って観に来て良かった!

そう、心から思いました。


だから、今日も元気です。

ありがとうございます。

◇映画の一場面◇

左がテス(歌手・女優のシェール)右がアリ(歌手のクリスティーナ・アギレラ)

二人の絆がそれぞれの心に確認された場面