この1週間の間に、

南は長崎、北は仙台に行く事となりました。

夏からずっと、自然に触れる機会が欲しいと思っていて、

なかなか実現できなかったのですが、

11月に入って一度に巡ってきました。


長崎行きは、突然の出来事で心配事も発生しましたが、

絶妙なタイミングで、思いがけない休暇となりました。


叔母宅に宿泊していたのですが、

最後の日は、翌日のお昼の飛行機で大阪に帰るという事もあり、

長崎駅からタクシーで10分程の山のホテルに泊まりました。


部屋に足を踏み入れたとたんに、思わず声が出ました。

壁一面の窓から、素晴らしい夜景が広がっていたからです。


窓を開けて風を感じながら、

しばらくぼんやりと夜の長崎を眺めました。


遠くには、

ガタンゴトンという音と共に走る電車が、

まるで模型のよう小さく見え、


広い海の向こうからは

船の明かりがだんだんと近づいてきて、

港に近づくと汽笛を鳴らします。


現実からちょこっと逃避して

非日常を満喫しました。


翌日は、早起きしてホテルを早々に出て、

行きたい場所へと。


ホテルの近くに樹齢何年だろう!
 
というような大木を、

沢山あるのをホテルに着く前にタクシーから見ていたので、

その木に会いたいと。


タクシーを降りると、

諏訪神社があり、参拝した後に、周辺を散策しました。


すると、

「もう何年もここにいるよ。」っていう声が、


深い年輪を重ねた樹木から聞こえ、

(正確には、聞こえたたような気がした…です)

歓迎された気持ちになりました。


木に手を当てると、

さらに木は、


「年輪の輪は、その時々を一生懸命に生きてきた証

その、一生懸命というのは、どういうことかと言うと、

雨の日も風の日も、晴れても降っても、

ただ平常心で此処にいただけのこと」


と、言ってくれているように感じました。


この樹木たちは、

ずっとずっと昔から此処にいて、

人々、町を見ていて、


過去から今へ、

そして未来に繋がる、「今」を、


ただ存在するという事に意義があるのだと感じさせてくれました。


それは、まるで、

「がんばり過ぎ!もっと肩の力を抜きなさい。」

と、言ってくれているようで、

とても心が穏やかになったのです。


そして、今の私が、

教育機関に提案している事、

その内容についての確信を得て、

勇気をくれました。


それは、またの機会にお話しをします。


心根を大切にしたいと研修する私。

心を育む人間関係、

そんな教育実施していきたい私への力強いメッセージでした。


さて、明日から仙台です。

自然と触れ合ってきます♪

今日も、読んで下さりありがとうございました。


◇ホテルの窓からの夜景◇

癒されました