「娘さんは元気で頑張ってる?」と、会う人が聞いて下さいます。

9月の半ばにオーストラリアに行った娘が金曜日で語学学校が終了し、ホームステイ先から自分で探したシェアハウスに引っ越しをしました。

1月の終わりからは、中学と高校が併設されている女子校で先生のサポートをしながら英語を学ぶようです。

オーストラリアに行って1か月を過ぎた頃、娘は誕生日を迎えました。

毎年、親や友人達とお祝いしているので、寂しい誕生日にならなけばいいけど、と心配していましたが、多くの友人達にカウントダウンのお誕生会を開いていただいたようです。

本人も信じられない事で大感激をしていました。

海外で学ぶ選択をした理由の一つに、「自立」があります。
日本にいては、結局は「親の言いなり」。その方が無難だから。

「こうしたい」「この方がいいだろう」と、自分で分かっていても、自分で決めるのは、不安が伴うようで、当初は何度も国際電話がありました。

私は、ただ聞き、頷き、後押しをするのが役割です。
娘が決めた事を応援する、というスタンスで口出しをしないように背中を押していました。

異国で迎えた誕生日。
友人達にプレゼントをもらい、引っ越しの荷物が増えたようで嬉しい悲鳴ですよね。

でも、どうやら友人から目に見えない大切なプレゼントを頂いたようです。

「お母さん、私が誕生日にもらったのは『自信』かも知れない。」

そうだね。
それは何処を探しても売っていない、娘が探していたもの。

「大切な物は目に見えない」と教えてくれたのは、サン=テグジュペリの「星の王子さま」

来年の秋には、たくさんな大切なものに気付いて、豊かな心で帰ってきてくれそうです。

待ってるよ☆


◇出発前に一緒に行った富士山は、今は雪化粧できれいですよ。
勤労感謝の日に新幹線の中から撮りました。