企業の採用の仕事をしていると学生さんの純粋な気持ちに触れることがあります。先日も心を動かす出来事がありました。
依頼主の企業様から学生の内定のお知らせが入ったので、早速、その朗報を学生に連絡しました。

すると、電話口で泣いている様子なのです。
「大丈夫?」「初めて内定もらいました。入りたいと思った会社から初めて内定をいただいたんです。」と言って、電話口で泣いていました。

「そう・・・がんばってきたんだね。優秀な学生さんと出会えて嬉しく思っていますよ。」そう言った私も、何だかもらい泣きをしそうでした。

大学生達は3年生の秋から就職活動が始まります。
この1年、寒い日も暑い日も、企業を訪問して、何通もの履歴書を書き、エントリーシートを記入してきたことでしょう。

面接で緊張して、終わった後は、自問自答して落ち込んだり、自分を励ましたり、そして、また、気持ちを入れ替えて、次の企業に臨んできたのです。

一生懸命に戦って得た結果に、私達は涙するのですね。
悔しかったり、嬉しかったり、涙には、その人の一生懸命が隠されているのですね。

彼らが、これからも、ずっとずっと目を輝かせて働ける社会でありますように!
彼女の綺麗な涙が濁る事がないように、私達、大人は襟を正さなくてはいけませんね。

◇毎朝のヨーグルトドリンクも冷たく感じるようになりました。