先日、本田健さんの「大好きなことをやって、生きよう!」というテーマの講演会に参加して、更に強く思ったのは、何をやって生きるにしても、目の前のことを一生懸命に取り組むことが一番だということです。

好きなことを仕事にできたら一番良し!
でも、すぐには難しいのです。

なぜ、これを書こうと思ったかというと、講演会が終わってエスカレーターに乗った時に耳に入ってきた、数人の若者の会話が気になったからです。

「会社を辞めよかな」 「いきなりか?」 「今の会社は合ってない」 「何するん?」 「好きなことするわ」「分かる。好きなことしてラクして生きられるんやったら最高やな」

こんな感じの会話でした。
会話に間違いがあるのではなく。危うさを感じたのです。

好きと嫌いはセットです。
美味しいとマズイもセットです。。。達成感と努力もセット。。。喜びと悲しみもセット。

「人生に遊び心を持つ」 のと、「人生は遊び」とは違うように、「好きな仕事はラク」 ではない。 「好きな仕事は楽しめる」のです。

私の周りにも 「好きなことを仕事にしている」 人は沢山いらっしゃいますが、みんな、努力している、陰で泣いた時期を持っています。

達成感や遣りがいは、努力するから、得られるものだと、みんな知っているのです。

でも、好きなことなら 「苦」 と感じない、たとえ悔し涙を流しても、いくらでも努力できるのです。

「居心地のいい人生」 は目の前の一生懸命から生まれるのだと思います。
そこから、自分の 「好き」 を増やしていって欲しいですね。

「好き」 なことなら 「努力」 も、また楽しいのです。
「居心地のいい人生」 は 「居心地のいい時間を増やす」 の積み重ねかなと思います。


◇昨夜はピープレさんの事務所で、「居酒屋やす」 の出店日でした。
好きな仕事をしている人達の集まりです。
私は光栄にも、「鯛の塩釜焼き」を割らせて頂きました。