先日、地下の階段で車椅子を運ぶ女性を見つけたので、思わず駆け寄ってお手伝いしました。
私に少し遅れて男性も来てくれました。

車椅子には誰も乗っておらず、女性も足は不自由ではなさそう・・・??・・・と思いながらも階段を上がると、そこにはお年寄りの男性が、壁に手を付いてもたれながら不安定な姿勢で立っていました。

そうか・・・。

すぐに両親の事が脳裏を巡りました。

すでに他界した父は、パーキンソン、リウマチに脳梗塞を併発して、10年程闘病生活をして亡くなりました。
最後は寝たきりになりましたが、その前は、どこに行くのにも車椅子でした。

母も年老いていましたが、車椅子を押して通院したり、いつも一緒に外出していました。
色んな人に助けて頂いたと、いつも感謝の言葉を口にしていたのです。

ご近所の方が車で通りかかると声を掛けてくださり、乗せて頂いたとか、また、見ず知らずの方にもお世話になったなど。。。

そうだ・・・両親がお世話になった分、私がお返しをしたらいいんだな。
何気なく聞いていた母の話でしたが、今日はそんな思いがよぎったのです。

母はお返しが出来ないなどと悔やむ事はないんだ。
私がすればいい。

困っている人を見かけた時に、ためらわずに駆け寄っていけた事。
両親の姿と重なり、これからもそんな気持ちでお返しをしようと思えた事。

今日の私は偉かった・・・な~んて♪

◇7年位前の写真かな。。散歩の途中で休憩。
この後少しして、父は寝たきりになりました。
私もリウマチが出てきたけれど、平気だから!